2025年3月31日月曜日

図解入門ビジネス 最新目標管理フレームワークOKRの基本と実践がよ~くわかる本

書いてあることは正しいんだろうけど、経営者が導入に協力しないと導入できないですよ身もふたもないことから始まる。

正しいんだろうけど、経営者が興味持っていたり、経営と近い役職の人がいればもうOKR導入されているだろうとか思う。

現場の人が読む本じゃないです。

また、後半は具体的な事例になっている。

うまくいっていない会社が、OKRの導入でうまく回り始めたというようなストーリーがいつくかある。

ただ、別に売上が上がっているわけでは無さそうだ。

企業活動やマネージメントの辛いところだけど、売り上げとそんなに関係なさそうなところだな。

2025年3月16日日曜日

2030 半導体の地政学 戦略物資を支配するのは誰か

 現状よりも少し前の状況を俯瞰するには、ちょうど良い資料ではあるが、歴史的な掘り下げがないので、読み物としてはイマイチであった。

特定分野に詳しく書いた新聞って感じ。

半導体戦争とかを読んだことがあれば、特に真新しいことはないので読む必要はなさそうだ。

2025年3月12日水曜日

デジタル生存競争

 初めのさわりは、富豪の話は現実離れしていて面白いがそれだけであった。

結局は、デジタル技術で稼いでいる金持ち批判を手を替え品を替え展開しているに過ぎない。

そういう話が好きな人には良いが、ためになるものではない。

唯一、経済をグローバルに広げた結果、貧富の圧倒的な格差が生まれたのであり、狭いコミュニティーで経済を回せば良いという話があって、それは面白かった。しかし、それは規模の大きい家族をつくれば良いという話であり、「きみのお金は誰のため」でも似たようなことは書かれており、こちらの方が、内容としては面白いので、おすすめである、

2025年1月25日土曜日

Tidy First? ―個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計

 一昔前ならば、ソフトウェアエンジニアであれば一冊は持っておいて良い本だと思う。

コードの書き方や開発の仕方自体について基本的なことが網羅的にまとめられているので良本だとは思う。

ただ、今の時代にいるのか?というのは思う。

例えるのは難しいけど、車の正しい運転の仕方とか作法ってあると思うんですよ。タイヤを長持ちさせたりとか車自体を長持ちさせるような。でも、そんなの知らなくても今時のタイヤとか車って壊れたりしないし。知っていて損はないんだけど、物好きな人は知っておけばいいんじゃないかな歴史として、機械工学科の学生とかは、でも現実には知る必要ないよね。

みたいな内容に感じてしまいました。

 AIが記述するコードは、こういう過去の知識を土台にしているので、存在すること自体には価値はあるんだけど、改めて新しい書籍として学ぶ必要があるかというと微妙だなという感じです。

ギリギリ、今は知っていてもいいかもですが5年後にはもう必要なくなっている知識の再まとめという印象でした。

ソフトウェアの開発の仕方やそれに従事する人間の関わり方も5年くらいで急激に変わりそうな気配を日々感じるので、こういう感想になってしまいました。

2025年1月16日木曜日

その問題、経済学で解決できます。

 正直期待外れであった。

経済学で解決できなさそうな問題について、経済学で迫るとかいう内容ではない。

貧困とか教育とか、そういう問題に経済学的な知識というよりは比較実験をするための知識を使って取り組んだ記録という感じの内容。貧困とか教育格差に興味が強くなければあまり面白くはないと思う。

重要なテーマではあるんだろうけど、本のタイトルから想像した内容とは違っていた。

インセンティブを与えてから、目標達成ができなければ、それを没収する方が効果が高いとか知見はあったけど、それだけだった。

比較実験をすると、物理学実験とは違って、対象が人間だったりすると完全に同一な条件を揃えて対象の部分だけ違うようにするのが難しかったり、対象に対するバイアスがかかったりして、実験が真に科学的ではなくなりがちだったりするわけだけど、それをどう科学的に正しい実験にしていくのかとか、統計的な意味を見つけ出して課題解決まで持っていく方法とか、そういう内容を期待したけど、実際には貧困とか教育の問題に対する宣伝のように感じた。


2024年8月28日水曜日

バリ山行

 芥川賞を受賞した本であったので、何気なく手に取って読んだ。

芥川賞なので面白いということはないが、現実の中年の人間の心のうちが描かれている。

よくある話ではあるが仕事場でのゴタゴタや意味がないようなことに時間をかけていたり、不安に駆られたりするが、そういった不安からくる見苦しい行動を見せない人間に嫉妬している中年が描かれている。

だが、変わった人間が特に幸せになるわけでもなく、日常が続いていく。主人公が変わった行動をとるようになるが、それでも日常はあまり変わらない。

現代の労働者の苦労とよくある心のバランスの取り方が描かれているが、それが評価されたのだろうか。

2024年8月1日木曜日

半導体ビジネスの覇者

 TSMCの本。

シリコンバレーでもない台湾でなんでいきなりTSMCが出来たのか不思議ではあったが、YahooだったりNVIDIAだったりに台湾人がいたりして、台湾自体はソフトウェア産業に強い人材が多いようだ。

台湾自体は、意識的に海外に人材を送り出して、そして海外で活躍する台湾人が増えたようだ。おそらく、西海岸であれば、台湾人も入り込めたというのがあるのだろうと思う。

そうして、生まれた人材に台湾の命運を左右するような企業を作るために台湾政府と協力してTSMCが生まれたのだというのがわかる。

技術的な要素が台湾にあったからというよりは、人的な資源が台湾にあって、その結果として台湾にTSMCが生まれたようだ。

日本も同じように海外というかアメリカの大学などに意図的に人を送り込んでいかないといけないのではないだろうかと思うなどする。

国費留学とかもっと増やせばいいのになと思うなどする。