2023年4月23日日曜日

ハイパーハードボイルドグルメリポート

 元々は、テレビ番組。それの書籍化。

映像になっていない部分も描かれていてテレビを見ていた人は楽しめると思う。

正直、衝撃的な情景はテレビを見ないとイマイチ伝わないと思うので、テレビを見た後に読むと楽しめると思う。

テレビだと予定調和に見えてしまうが、実際にはかなり危険なことをしているというのが本を読むとわかる。

映像で見た後に本を読むのが良いと思う。

テレビ自体は、他のエピソードもあるので、全部本に指定欲しいというのはある。

汝、星のごとく

 BLとか書いている著者らしいが、BL要素はなし。

高校生で出会った主人公たちが親に翻弄されながらも自分の人生を生きていく物語。

人間が努力だけではどうにもできなくて、環境や親にかなり影響されていく現実とすれ違いがリアルに描かれている。

主人公たちの人生自体は、リアルではないが、人生の時期によって成功の時期が異なったり、自由になるお金や生活が変わっていく様子は、どのような人にもあるのだろうと思う。

その過程ですれ違っていくのはありふれていて共感ができる。

自分の人生のために自分以外の誰かを切り捨てきれない所もリアルだ。

良い物語なので、本棚にしまっておこうと思う。

2023年4月15日土曜日

世界標準のデータ戦略完全ガイド

 理系が読む本ではないな。

データを多少なりとも暑かったことがある人には不要な本。

データに関連するトピックを網羅的に扱って並べてある。

データに関して本当に何も知らない人に関しては、色々知る機会にはなると思う。

AIに関しても多少書いているがChatGPTが出た後なのであまり読む気にはならない。

エンジニアには必要ない本かな。

2023年4月14日金曜日

語学の天才まで1億光年

 内容的には、様々な言語を学んだというよりは、使うために習得してきた著者の大学からの10年間の物語と行った感じの内容だ。

その中で、言語の共通性や違いを交えつつ、その言語が使われている地域について書いてくれている本だ。

語学学習ではやはり話すことと真似ることが重要であるというのが改めて分かる。

また西洋世界の他の地域に対する意識とか。というものが描かれている。

世界にはいろんな言語があることは知識としては知っているが、それを話す人と実際に交流して言語を覚えるという体験を本を通して追体験できるという点で面白い本であることは間違いない。

職場で、多種多様な言語を話す人達が混ざっているが、やはりそれぞれの言語の話になるし、そういった話題は仲良くなるのに有効なのだなと思ったりもする。

実際生活においては、英語ができればやはり十分であるし、数年後にはそれすらも必要ないかもしれない。ただ、言語にはリズムや態度もジェスチャーとか語気とかも関わってくるというのは非常に面白いし、それは機械翻訳が普及したらわからなくなることかもしれないし、特定の人と仲良くなりたかったらやはり現地の言葉を覚えるのが重要だろうなと思ったりする。

2023年4月2日日曜日

エンジニアリング組織論への招待

 Amazonのレビューがやたらと評判いいので買ってみたけど、そこまでの本じゃないかもなとも思った。

著者が色々な本を読んで勉強しているのはわかるし、知識も豊富なのはわかるが、実施した内容とかが具体的に書いてあるわけではない。色々な本から集めた一般論が記載されている感じでした。

ソフトウェアの開発をする上で勉強していった物がたくさん集まっているので、何も知らない人とかが読む分には道標になるかもしれないが、参考文献の記載がないので、読んだ人が困るのでは?とか思ったりする。

一通り勉強したことある人は、あー。あの本に書いてあったなとかわかるので、そういう意味では、まとめとしては良いかもしれない。

マイクロフロントエンド

 アプリ開発にも応用できる話があるかなと思って買ったが、当たり前だけどWebフロントエンドに関する内容だけです。

組織にマイクロフロントエンドを組織に導入する際に、仕組みとして委員会を設置した方が良いとかあるが、この辺りは多少は参考になるかも。

内容的にはフロントエンド的にも、そんなに特別なことは書いてないと思う。テストかけとか分散したチームをまとめるために自動化とそれを維持するインフラに投資すべきとか。

マイクロなんちゃらに限らず、組織が大きくなったらある程度は投資しないとダメなことだとは思う。