2023年4月14日金曜日

語学の天才まで1億光年

 内容的には、様々な言語を学んだというよりは、使うために習得してきた著者の大学からの10年間の物語と行った感じの内容だ。

その中で、言語の共通性や違いを交えつつ、その言語が使われている地域について書いてくれている本だ。

語学学習ではやはり話すことと真似ることが重要であるというのが改めて分かる。

また西洋世界の他の地域に対する意識とか。というものが描かれている。

世界にはいろんな言語があることは知識としては知っているが、それを話す人と実際に交流して言語を覚えるという体験を本を通して追体験できるという点で面白い本であることは間違いない。

職場で、多種多様な言語を話す人達が混ざっているが、やはりそれぞれの言語の話になるし、そういった話題は仲良くなるのに有効なのだなと思ったりもする。

実際生活においては、英語ができればやはり十分であるし、数年後にはそれすらも必要ないかもしれない。ただ、言語にはリズムや態度もジェスチャーとか語気とかも関わってくるというのは非常に面白いし、それは機械翻訳が普及したらわからなくなることかもしれないし、特定の人と仲良くなりたかったらやはり現地の言葉を覚えるのが重要だろうなと思ったりする。

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