2018年8月26日日曜日

Kotlinイン・アクション (Kotlin in Action)

全くのプログラミング初心者には良くないかもしれないが、少しでもプログラミングしたことあるのであれば、Kotlinに触れたことない人が最初にKotlinにふれるのに良い本だと思う。
網羅的にすべてを扱っているので、初めてでもリズム良く読める。
各章の最後にまとめがあり、そこだけ読んでから気になる章を読んでも良いと思う。
Effective〇〇みたいに、ある程度の経験がある人向けに模倣すべきパターンや避けるべきことが書いてあるわけではないので、これで入門して他の良本がでるのを待つのが良いかと思う。

2018年8月18日土曜日

リクルートのナレッジマネジメント

ナレッジマネジメントをどのようにするのかという方法について書かれているというよりは、ナレッジを共有する過程が描かれている。
最初は営業組織のサポートを目的としたチームが、サポートのためにはナレッジの共有が良いという感じでナレッジの共有を行っている。
ツールを作ったあとでも、そのツールを利用する人のどんな利益になるのかということを営業することで広まっていっているというのも印象的。
「組織とは、実態的なコミュニケーションの存在する場のこと」
「組織だからコミュニケートをしなければならないのではなく、コミュニケーションを必要とするからこそ組織」
というのも良い。そのグループは誰にどんな価値を提供するのか?何を目的とするのか?
これが明確だと、何を共有してコミュニケーションする必要があるのかが明らかになると思うし、それが明確でないとコミュニケーションの意味もあまりなくなる。


2018年8月2日木曜日

一生モノの株のトリセツ

株の値動きの予想など出来ないし、世の中の何らかの情報によって株を売買する人たちの株に対する需要と供給の変化により株の値は決まる。
その需要と供給の関係を最も表しているのが株のチャートであって、チャート以外は見る必要はないし、あれこれ道具を揃えるよりも、一つの道具を極めたほうが良いというのは最もな意見だ。
世の中の人があまり知らない情報を探し当てて、株があがる前に買って大儲けしたいと夢見るものだが、そんな情報はないし、チャートの動きから需要と供給がどう動いているのをしっかりと学ぶべきかも。
若干の胡散臭さはあるものの書いてあることの大半は良い内容かと思う。