2018年8月18日土曜日

リクルートのナレッジマネジメント

ナレッジマネジメントをどのようにするのかという方法について書かれているというよりは、ナレッジを共有する過程が描かれている。
最初は営業組織のサポートを目的としたチームが、サポートのためにはナレッジの共有が良いという感じでナレッジの共有を行っている。
ツールを作ったあとでも、そのツールを利用する人のどんな利益になるのかということを営業することで広まっていっているというのも印象的。
「組織とは、実態的なコミュニケーションの存在する場のこと」
「組織だからコミュニケートをしなければならないのではなく、コミュニケーションを必要とするからこそ組織」
というのも良い。そのグループは誰にどんな価値を提供するのか?何を目的とするのか?
これが明確だと、何を共有してコミュニケーションする必要があるのかが明らかになると思うし、それが明確でないとコミュニケーションの意味もあまりなくなる。


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