正直期待外れであった。
経済学で解決できなさそうな問題について、経済学で迫るとかいう内容ではない。
貧困とか教育とか、そういう問題に経済学的な知識というよりは比較実験をするための知識を使って取り組んだ記録という感じの内容。貧困とか教育格差に興味が強くなければあまり面白くはないと思う。
重要なテーマではあるんだろうけど、本のタイトルから想像した内容とは違っていた。
インセンティブを与えてから、目標達成ができなければ、それを没収する方が効果が高いとか知見はあったけど、それだけだった。
比較実験をすると、物理学実験とは違って、対象が人間だったりすると完全に同一な条件を揃えて対象の部分だけ違うようにするのが難しかったり、対象に対するバイアスがかかったりして、実験が真に科学的ではなくなりがちだったりするわけだけど、それをどう科学的に正しい実験にしていくのかとか、統計的な意味を見つけ出して課題解決まで持っていく方法とか、そういう内容を期待したけど、実際には貧困とか教育の問題に対する宣伝のように感じた。
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