2021年5月8日土曜日

チームで育てるAndroidアプリ設計

 思っていたよりも内容が良かったです。

設計の話とか、要点がまとまっていてよかった。

基本的には、言いたいことはルールを決めて統一した形で運用し続けよう、何か決めるときにはチームで話し合いながら決めていこう。

といったところか。

当たり前とはいえ、出来てないことが多いことだと思う。

俺が考える最強の設計が、一つのアプリ内で複数存在するという最悪の事態を目の当たりにしたこともあるので、そういったことが発生しないようにするためのリーダーシップは必須だなと。

開発時の設計のクラス図の共有とか。


示唆に富んだのは、技術課題の改善に関して、アンケートを取って優先順位をつけてロードマップを示して勧めていく段取りについて書かれているのがとても良かった。

きちんとプロジェクト化することでやり期すことができる。


自分が作ったアプリのアーキテクチャの説明が多い部分もあるが、まあそれは仕方が無いことかなと思う。

概ね良い本だと思う。


2021年5月3日月曜日

BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相

 面白い内容だった。

リアルタイムでニュース記事などは見ていたので、概要としては驚くものはなかったが、想像以上にずさんであったのがわかった。

単純に検査機器が出来ていなかったのに、契約を交わしたり投資家からお金を集めていたことが問題であったのだと思う。

そんな状況でも人から金を集めてしまうホームズの魅力は突出していたのだろう。

また、アメリカの告訴社会が問題を深刻化させた気がする。

投資家から集めたお金で、弁護士を雇、告発をしようとするに人を破産させると脅す。実際に、破産に陥りそうな人もいたようだし。

日本ではここまでの規模になる前に明るみになりそうではある。

数学に魅せられて、科学を見失う

 かつて物理を学んだ身からすると現在の状況に悲しみも感じる内容となっている。

科学は実験により検証されて初めて理論が価値のあるものになるが、実験自体が難しかったり、高価だったりで、理論と実験の検証というイテレーションが高速に回せなくなった現代の高エネルギー物理学では、理論の評価がもっぱら専門家(同僚)からの承認になっていて、科学的な価値の追求をしているとは言い難い状況になっているようだ。

もともと、実験結果というものも人間のバイアスとは無関係ではなくて、すでに正しいらしいと考えられている値に寄せていってしまうところがある。実験がたくさんできれば、そういうところも是正されやすいのだろうけれども、高エネルギー物理学では難しい面もある。

また、現代では研究者は論文を出してコミュニティから認められる必要があるため、はやりのテーマに人が集まりやすく、テーマ自体に間違いがある可能性があっても、コミュニティ全体が間違った方向に進み続けているといった危険性もある。

そして、30年近くほとんど目立った成果が無い状況となっている。

確かに、自分が学生の頃から超弦理論はあったと思うし、それについての実験も行われていたと思う。

それらが、科学者の妄想に過ぎない可能背もあるし、それを疑うのが科学的な姿勢といえると思う。

本書の中でも、火と水と土などを元素とした説明で自然が記述されている時代があり、もっともらしく信じられていたわけだが、現代の理論も未来から見れば、同じように馬鹿でたものである可能性もあるのだ。

2021年4月28日水曜日

ユニコーン企業の秘密

 面白い本だし、手軽に読めて良い。

ただ、内容的には昔ながらのマネージメントの本に書かれていることが書かれている感じがして、特別に新しいことがあるわけじゃない。

アジャイルの先に言っていると本の中では言っているが、昔からのソフトウェが企業のマネジメントかも。

心理的な安全性を確保する

ルールではなく判断基準で管理する

ミッションを与えて、チームに判断させる

など、

スクワッド、チャプター、ギルドなどの人のまとまりの単位は役に立つ考えだと思う。

ちょっと思うのは、そもそもうまく行っていない企業の場合は、ミッションが無い。目標がない。という状態で、そのために判断基準が作れなくて、タスクを食う機械になってしまうのだろうかと思わないでもない。

2021年4月14日水曜日

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書) 新書

 これは、読んだほうが良いやつだなと。

組織の立て直しの際には、中央銀行の総裁であっても自分で手を動かして、課題を解決していくものだし、その実務能力が必要でかつ、組織掌握なども必要ということだ。

学びが多い。人は好きでも信用はしすぎずに、保険をかけるなどしている。

また、とにかく調べ尽くしているなと思った。記述がとにかく詳細で、繰り返しの内容がほぼないし、内容が濃い。

とにかく現状を調べ尽くして、それは資料は当然として、人にあって目的意識を持って知りたいことを知りつくそうとしている。

その結果として、関係者の思惑が見えてきて、それに対する対処もできてくるという感じで、とにかく対話を通して人も含めた事象を知りつくそうとしているなと。


また、ルワンダの虐殺等についても記述してあり、wikipediaでは、簡単なことしか書いてないが、最終的に虐殺をした側が政権をとったのではなく、多数が殺害された側の民族が外国からの武器援助(虐殺前からあった)により実質的に軍事政権を作り最終的には独裁へと進んでいっているのがよく分かる。

当たり前であるが、単純なことではないというのがわかり、非常に興味深い。

2021年4月12日月曜日

会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方

本当に基本的な内容を繰り返し説明する内容となっている。

正直ちょっと物足りない。

クイズはあってもいいが、決算書についての詳細な解説をメインにしてくれるともっと面白かったと思う。

わかった気になるとは思うが、これを読んだところで特に応用が効くようになるわけではない。

すでに決算書を読める人の娯楽用かなという印象です。 

2021年3月19日金曜日

リファクタリング 既存のコードを安全に改善する

 良い本だともいます。

かなり丁寧にリファクタリングについて解説してくれています。

ただ、これ参考にすべてを手動でリファクタリングすることは少ないのではないかと思います。

最近のIDEはリファクタリングの機能もあるので、まずはIDEの機能やツールを調べてみるのが良いと感じます。

この本に書いてあることを参考にしつつ、それが実現できそうなツールを探す。

というのが現実の行動になるのではないかと思います。

なので、細部まで細かく読み込まなくても概要だけ掴んでIDEの機能を調べるほうが良いかもしれません。