2018年10月16日火曜日

生涯投資家

おじさんならわかると思うが、村上ファンドで有名な村上さんの本。
ライブドアで悪目立ちしたホリエモンのとばっちりで逮捕された感が当時もしたが、本を読むとホリエモンのことを評価しつつもリスクとりすぎで驚いたなどと言っており、それなりに距離感があったのかもななどど思う。
自分が正しいと思っている価値観の通りに他の人間も行動しないと我慢できない性分なのだなと読み取れるし、自分でも自覚している模様。
悪い人ではないとこは分かるし、テレビで目立っていた当時も金儲けのために目立っていたのではなく、世の中を良くしたいという善意というか使命感からの行動であったということは本からわかる。
ただ、当時のテレビの感じを知らないと本としては楽しめないと思うし、コーポレート・ガバナンスがなぜ重要なのかとかそれが会社の評価と使えるお金の量にどう関連するのかなどが全く記述されていないので内容としては薄く感じる。

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