2018年9月2日日曜日

横井軍平ゲーム館

 昔のおもちゃの生みの親についての本であるが、半生を振り返るというよりは、開発されたおもちゃの開発秘話などをほぼ時系列に追っているものになる。
ヒット作がいくつかあって、自分が生まれる前のものでも自分も知っていたりするが、それらが技術革新の結果もたらされたものではなくて、すでに世の中にあるものを工夫して、ヒット作を生み出しているさまが面白い。
アイディアだけでヒットを生み出すというのは、夢があるようでアイディアが出せない人間からすると、今までにない技術革新を生み出すのと同じくらいの難易度なのでなんとも参考にできる部分があるようでない内容であった。

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