2022年11月15日火曜日

読みやすいコードのガイドライン

全体的にソフトウェアに関連することを薄く広く扱っている。
その上で、それらのソフトウェア開発の常識が読みやすさにどう影響するかを書いてくれている。
ソフトウェア開発をある程度経験している人が、読むと良いのではないかと思う。
悪い例が数多く乗っているので、ある程度の経験がないと、悪いコードが書かれがちなこととかが腹落ちしないのはないかと思うので、社会人向けの本だと思います。

手元においておいて、コーディングで迷ったらパラパラめくって見てみて、掘り下げたいものがあれば掘り下げるように使い方をするのが良いと思う。

(目次)
第1章 可読性の高いコードを書くために
  1-1 生産性への恩恵
  1-2 可読性の高いコードを書くための要件
  1-3 代表的なプログラミング原則
  1-4 まとめ
第2章 命名
  2-1 命名に使う文法
  2-2 名前の示す内容
  2-3 単語の選択
  2-4 言語・プラットフォーム・プロダクトの規約
  2-5 まとめ
第3章 コメント
  3-1 コメントの種類と目的
  3-2 ドキュメンテーション
  3-3 非形式的なコメント
  3-4 まとめ
第4章 状態
  4-1 可変の値の方が有用なケース
  4-2 複数の変数間の直交性
  4-3 状態遷移の設計
  4-4 まとめ
第5章 関数
  5-1 関数の責任
  5-2 関数の流れ
  5-3まとめ
第6章 依存関係
  6-1 依存の強さ:結合度
  6-2 依存の方向
  6-3 依存の重複
  6-4 依存の明示性
  6-5 まとめ
第7章 コードレビュー
  7-1 レビューイの注意点1:レビューしやすいプルリクエストを作る
  7-2 レビューイの注意点2:コメントを適用する方法
  7-3 レビューアの注意点1:レビュー実施時の基本原則
  7-4 レビューアの注意点2:コメントの内容
  7-5まとめ

遠巷説百物語

又市などが出てくるシリーズではあるが、又市は最後の方しか出てきません。
妖怪というか昔話が話しのベースになっていて、いつもどおりの安定した面白さがあります。

長編では無いので、読み応えという点では物足りませんが、ちょこちょこ読むにちょうどよいです。

2022年8月4日木曜日

現場で役立つシステム設計の原則 〜変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法

 良い本だと思う。

色々学んだ著者が、全体的なことを道標的に書いてくれている。

業務システムを構築するときに役に立つが、他のWebのシステム設計であろうと役荷に立つ内容が書かれていると思う。

割と普通のことが書かれているので一通り学んだことがある人なら知っている内容が多いとは思うが、おさらい的に読むのにすごくよくまとまっていて良いと思うし、

業務の設計のパターンで

Account pattern

DueDate pattern

Policy pattern

State pattern

と大まかに4つに分けてパターンワケしている点などは具体的で良ても良い。


2022年6月21日火曜日

異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

参考になる内容が多かった。

外国人と働く際には見直すと良いと思う。

覚えるというよりは、中身について記憶しておいて後で読み返すようなものになっていると思う。

ケーススタディが主で、色々なケースについて記述されている。アメリカ人が遠増しな表現をするという内容などは、知ってはいたがあまり一般的とは言えないので、この本で学べることの一つだと思う。

文化のマッピングは非常に役に立つと思うし、オランダ人やフランス人など、日本人から見ればみんなヨーロッパ人で一括りにしたくもなるが、実際には中国人と日本人のように性質が異なる。

2022年4月27日水曜日

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

 1on1について解説している本。

人事の人が読んだりするような本かなと思う。

基本的にはコーチングをするのがよい。

といった内容なので、具体的に1on1のやり方を知りたい人はコーチングの本を読んだほうが良いと思う。

1on1もコーチングも知らないという人が、とりあえず、1on1ってどんなものかを知るための本。

といった感じ。

なので、実際のマネージャーが何度も読み返す本ではないかな。

マンガでわかる! トヨタ式資料作成術

 エッセンスが盛り込まれていて、良い本だと思った。

わかりやすいし。

トヨタのやり方が7つのステップに分かれるとか8つのステップに分かれるなどの話はあるし、ネットにいくらでもある。

演習をする機会というのはないので、漫画で使い方をなぞれるのはよい。

特に提案資料のA3というのは、みたことなかったので良かった。


結局はA3くらいにまとまっているくらいストーリーが上手く出来ていないと、物事がうまく進まないということなのだろうとは思う。

正直、トヨタの問題解決は

https://happymakeproject.com/24725/#toc16

がよくまとまっているので、これを見るのが良い気もする。

2022年3月22日火曜日

一下級将校の見た帝国陸軍

日本が持っている組織の問題を浮き彫りにしていると思う。

現代の日本的な製造業企業にも同様の特著が見られるとは思う。

大きな単位の軍隊がある。ただし第○軍は欠。といった具合で、表現だけの帳尻を合わせて実態が伴っていなかったり、員数と言って数の帳尻さえあっていれば実態はよいなどなど。

実態と報告書が乖離している。


若い将校が自分の地位を勘違いして、ズボンのチャックまで部下に降ろさせるようなことまであったらしいから恐ろしいが、そのような状況は現代日本でもいくらか残っている気がする。

誰が命令を出したのか、本当に出したのか疑心暗鬼になって信用ができないなどは、流石にないにしても、命令系統がはっきりせずに、誰が決定権を持っているのか全くわからないというのは、現代の日本の会社においても往々にしてあると思う。

計画や評価の仕組みを整えずに、現場に任せてしまっている状態で報告自体も信用できなくなり、当然仕組みを作ることなどできずに全体が崩壊していくというのもである。

本書に書かれていることは比較的に、日本の組織全体に言えることなのではないかという気がしてくる。

古き良き日本企業というのに務めているのであれば一読の価値はあると思う。