当たり前の内容が書いてはある。
自分がアンチパターンを実行していないかとか、無意識に行っていないかの点検の意味で読んではみたが、常識で考えればわかるような内容であった。
まあ、アンチパターンというのはそんなもんだから仕方がないけれども。
やはり、アンンチパターンを学んで避けるよりも、良いパターンを多数見て真似たほうが効率的だなというかんじである。
当たり前の内容が書いてはある。
自分がアンチパターンを実行していないかとか、無意識に行っていないかの点検の意味で読んではみたが、常識で考えればわかるような内容であった。
まあ、アンチパターンというのはそんなもんだから仕方がないけれども。
やはり、アンンチパターンを学んで避けるよりも、良いパターンを多数見て真似たほうが効率的だなというかんじである。
ちょっとした時間に軽く読むに良い本だけど、割と同じよう内容が続くので面白くはない。
時間がある時に読むにはいいが、僕は読み飛ばしてしまった。
本で読むよりは動画向きだなと思った。
読むのにだいぶ時間がかかった。
内容的には、日本書紀や古事記以前の日本の歴史について、地域の伝承等をもとに話を展開している。
日本書紀等が作られる以前から、日本という地域に複数の国があり、それが争いなどを通して、統合されていって日本になったというのは、自然なことであると思うが、それを示す歴史の資料などもなさそうだし、こういう本で明らかにするという意味では面白い内容である。
ただ、文章が、面白くないし、資料やわかったことの羅列になっているので読み通すのは専門家でないと苦痛なんじゃないかと思う。
面白い内容だから、残してはおくけど、結局は歴史的な資料の不足などで想像の域を出ない本になるんじゃないかなと思う。
自分が物理を学生時代にやっていたというのもあり、面白く読めたが、正直読者を置いてきぼりにした専門家向けの本という感じであった。
数式はないけど、物理を知らないと意味などわからないだろうと思う。
量子力学で、物質の実在性というのが、業界的にも明確な結論がないまま、道具としての量子力学を利用することで、物理も社会も発展した。
ただ、いまだに実在性についての結論は今もないままなのだというのを丁寧に解説している。
量子力学は確率を使うが、すでに熱力学で確率の考え方をしているのだから、その時から確率を利用した考え方は物理の世界にあったけれども、学者も実在性について古典物理的な理解を捨てることもできないので、見ないようにして研究が今も進んでいるし、それで特に問題ないということらいい。
量子力学が、確率を利用しているのは知っていたけれども、熱力学もそうであるというのは言われてみればその通りである。
また、物理の研究はモデルを実験データで確認してモデルの正しさを確認する流れであったが、データからモデルを導出するようなデータサイエンスもあり、元々量子力学とは別のところから発生したものであるが、確率や統計を使うという点で量子力学に応用されたりもしているらしいというのは、面白かった。
様々な資料を元に書かれているので、手元に置いておいて後から見直したい本ではあるが、専門に触れたことない人にはあまり価値はないかも。
地政学的に中国がどういう状況にあって、戦争のリスクがどのようなところにあるのかを解説してくれている。
中国は、中国共産党支配を盤石なものにすることが目的であり、国民を犠牲にする選択肢もある。
海路の確保は重要であるが、それとともにアメリカのアジアにおける影響力を排除することで、中国が再び侵略されたりするのを防ぐことを確実なものにしようとしている。
中国は不透明でわからないが、外部の輸入に依存している部分が大きいので、経済活動が緊密だと言っても戦争のリスクが減るわけではないというのは面白い。
また、戦争のリスクだけではなくて、経済的にも中国に工場を移すことでアメリカの経済が弱くなったり、技術の流出があるという内容があり、現在のトランプ政権の保護主義と繋がりを感じる。
最近は、関税で中国と良い方向で話ができたという報道もあったが、根本的な考えが、安全保障上の理由もあり中国を締め出していくことにあるならば、関税を引き下げたり自由貿易を推進することはないと思う。
アメリカは、西側諸国とのみ貿易をして中国を締め出し弱体化させる。
この路線を変えることはないと思う。
とにかくIndex投資をしろって内容。
個別株に投資したとしても勝てる可能性は低く確率的に考えればIndex一択って話が延々と続く。
手数料もバカにならないしという感じ。
投資自体の話もだが、そもそもの資産形成の考え方について教えてくれる本だと思う。
そもそも何で貯蓄したいのかや将来どう使いたいのかなど。
債券や証券も基本的には利益に結びつかないので、株のIndex投資をしろってことだけが書いてある。
かなり説得力がある。資産形成はIndex投資で行い。個別の投機は別予算で行うなどの分別が必要になりそう。
子供にも読んで欲しい本ではある。