映画が3時間あって、見に行けないので本を読んだ。
歌舞伎に生涯を捧げた人の話かと思いきや成長しながら孤独になっていくような、そんな内容であった。
歴史を目撃するようなそんな内容でした。
歌舞伎をよく知っていたら、もっと面白いんだと思うけど、歌舞伎の知識が無さすぎて十分に面白さがわかっていないんじゃないかなと不安になる。くらいには面白かった。
映画が3時間あって、見に行けないので本を読んだ。
歌舞伎に生涯を捧げた人の話かと思いきや成長しながら孤独になっていくような、そんな内容であった。
歴史を目撃するようなそんな内容でした。
歌舞伎をよく知っていたら、もっと面白いんだと思うけど、歌舞伎の知識が無さすぎて十分に面白さがわかっていないんじゃないかなと不安になる。くらいには面白かった。
だいぶ面白い。
正直、子供向けに書かれた本であると思うが、大人向けと言うか学生向けにも書いてほしい。
カジュアルな文章だから感じないけど、だいぶすごい人が書いているなと思う。歴史に名を刻んでいるクラスの人って感じ。
昔から、なんとなく動物が鳴いた時にする行動との因果関係に気がついている人はいたと思うけど、科学的に検証する手法を確立していったのと、振り返しの実験をやり続けたのがすごい。しかも、題材は誰でも見ることができるようなシジュウカラだし。
子供に読んでほしいけど、大人になってからの方が面白さが分かりそうだなとは思う。
現場紹介という感じかなと思う。
これを読んだからといって、何かが改善できるわけではない。
結局は、会社の文化次第なので、すでにこういう文化の会社にいる人は、わかるわかるっていうだけだし、違う人は羨ましいなとか、ふーんって思うだけだと思う。
自社プロダクトを作っていて、利益を上げているソフトウェア企業にだけ許されるソフトウェア開発現場の紹介という感じだ。
個人商店の集まりというのは非常に面白い表現で、どこもそうなんだなーという感じにはなる。
その中で、周りに影響力を発揮しながら、大きいことをしていくというのは難しく、それを実現できている日本の企業というのは、ほぼない気がしている。
出来ればそのようなスケールの大きい成果を上げている人たちの具体例などを知りたかった。
非常に面白かった。
前半の心構えみたいな部分はそうでもないが、コンテンツのつく作り方の部分が非常に面白かった。
欲望を入り口にする。
アダルト、グルメ、そして人の欲望を人は知りたがる。
さらに惹きつけるために、Q&Aを用意する。
そうすることで惹きつけて離さなくする。
これは非常に面白いし勉強になった。
視点もまた良かった。前から取れば予定調和で、後ろからなら冒険のようになると。
後半の小説も楽しく読めた。
東浩紀は、20年くらい前にはテレビに出ていて、自分もそれを良く見ていた。
思想地図も買ったし。
ただ、思想地図は良く分からなかったな。ショッピングモールだったし最初の大きなテーマが。
いまだに分からないが。
公共空間とは何かについて考えたときにショッピングモールなんだろうけれども、テーマが漠然としているというか、自分の生活の中では課題に感じる部分がなかったので、全く共感できなかった思い出がある。
その後もVol3くらいまでは、思想地図をかったけれどもその後は買ってないな。
東浩紀については、頭いい人が騒いでいるなくらいの印象しかなかったが、本が出ていたので少し古いが買ってみた。
天才ともてはやされた人が、会社経営という実務に揉まれて普通の人の普通の感覚を手に入れたのかなと思う。
洗練はされてないけど、むしろ今後の東浩紀から出てくるであろう視点に興味が湧いた。
ただ、本自体は、もてはやされていた人が普通の人になるまでの過程を追っているものなので、面白くはないかもしれない。
当たり前の内容が書いてはある。
自分がアンチパターンを実行していないかとか、無意識に行っていないかの点検の意味で読んではみたが、常識で考えればわかるような内容であった。
まあ、アンチパターンというのはそんなもんだから仕方がないけれども。
やはり、アンンチパターンを学んで避けるよりも、良いパターンを多数見て真似たほうが効率的だなというかんじである。