Kindle版を買いました。
気に入った本はやはり紙で欲しくなりますが、そうでもないものは電子的なものでよいのです。
こちらは後者でした。
BECOMING
すでにインターネットの革命は一段落ついたように思えるかもしれないが30年後から見れば、まさに今、変化が始まったと思えるだろうという話
COGNIFYING
認知し学習し改善するAIなどの話。計算処理能力、扱えるデータ量、アルゴリズムが桁違いに進歩した結果、今までにない成果が出始めている。また、それらに物理的に活動する体を与えたロボットは更に世の中を変えるだろう
FLOWING
所有されていたものが、情報として流れ続けているものを消費する時代になっている。そしてそれらはだいたい無料。無料よりも価値のある性質は、即時性、パーソナライズ、解釈、信頼性、アクセス可能性、実体化、支援者、発見可能性。
固定化されたもの→どこにでもあるもの→共有されるもの→消費者が生産者にもなる
SCREENING
ただ表示するのではなく、表示されているものが相互に関連付けが行われて結合していく。
切り貼り可能で、また再編集も可能。2次創作も成立しうる
また表示はそこかしこにあり形態も多様化する
ACCESSING
所有するのではなく、必要なときにアクセスする権利を所有する時代。
SHARING
シェア、協力、コラボ、集産が究極まで行くと、ほんの少しのプロダクトへの貢献がきちんとした稼ぎいなったり、自分が遊んでいる空間での稼ぎで、その空間の利用料を支払ったりとか。
FILTERING
大量すぎる情報、必要なのは 評論家(ゲートキーパー)、仲介者、キュレーター、ブランド、政府、文化的環境、友人、われわれ自身といったフィルター
REMIXING
コピーされ共有されるので、切り貼りされて組み合わされてオリジナルとは別のものが生まれるだろう。
INTERACTING
VRにおける体へのフィードバック
感覚は増えつつけて、常に周りにあり続けるようになる
TRACKING
あらゆるものが記録される様になる。際限なく広がり続けるだろう。トラッキング出来るものが増えていくとその組み合わせにより新しいものが生まれるだろう。個人を特定するのは、パスワードなどではなく、行動の癖などのパターンになるだろう
といった感じのことが書いてあったかと。
それぞれに極限まで変化していった場合に、自分の関わっている業界がどうなっていくのかを考えるのは面白いかもしれないと感じた。